【相談無料】個人でアイデア商品ビジネスを行うときに相談すべきところ3選
個人でオリジナル商品販売する際に、オススメの相談先があります。
今回紹介する3つは、全て無料で相談できて損することはないので、ぜひご検討ください。
目次
①商工会議所と商工会
一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
私も聞いたことはありましたが、商工会議所と商工会が別組織であることはつい最近知りました、、
(詳しい違いはまだ理解できていません、、)
アイデア商品ビジネスに限らず、個人事業を行なっている方や検討中の方は、以下のメリットがあるのでぜひご検討ください。
補助金の相談ができる
個人的には、こちらが一番のメリットではないかと感じました。
とはいえ、実は私は補助金を貰ったことが一度もありません。
理由は「知らなかったから」です。
補助金の仕組みは聞いたことがありましたが、自分には無縁のものと考えていました。
しかし、ある程度ビジネスを進めてから商工会議所に行った際に、自分でも貰えた可能性の高い補助金を紹介していただきました。
「なぜ申請しなかったのか」ととても後悔しました。
ゼロからオリジナル商品の販売まで進めるのはお金がかかります。
・OEM先からの仕入れ・パソコン・デザインするためのソフト・ホームページ制作・プロモーション用の写真撮影・パッケージデザイン・知的財産権の取得・広告費など、、
在庫となる仕入れ費用に補助金は使えないようですが、それ以外は使えるものが多いです。
補助金にもたくさんの種類があり、条件や金額も様々です。
自分に適した補助金があるかどうかは、商工会議所で無料で教えていただけました。
(細かく記載されたパンフレットもいただきました)
お金に余裕のある方なら補助金は不要かと思いますが、少しでも出費を抑えたい方は、相談だけでもしてみることをオススメします!
何事も選択肢が多いに超したことはないですからね。
繋がりができて宣伝にもなる(会員になれば)
こちらのメリットのために、商工会議所(商工会)の会員になっている方は多いのではないでしょうか。
商工会議所(商工会)を気にして生活してみると様々なところで見かけます。
広報誌やお祭り、マルシェなどのイベントの運営、など、、
事業を進める上で、特に重要で難しいのが「集客」だと思います。
広報誌へ掲載していただいたり、イベントに参加させていただいたりすることで、徐々に知名度も広まり、集客に繋がると思います。
会員になるには月額費用が必要ですが、相談自体は無料でできるので、ぜひ管轄内の商工会議所(商工会)に足を運んでみてはいかがでしょうか。
②発明協会
アイデア商品ビジネスについて調べたことのある方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。
こちらも相談は無料で、以下のメリットがありますのでぜひご検討ください!
産業財産権の相談ができる
産業財産権とは、特許・商標権・意匠権・実用新案権の4つです。
アイデア商品の販売には、お金を払ってでも産業財産権を取得することをオススメします。
なぜなら、アイデア商品は模倣品(いわゆるパクリ)にとても弱いからです。
個人でモノを販売すると、どうしても販売価格は高くなってしまいます。
理由はいろいろありますが、一番の理由は「薄利多売ができないから」です。
とある企業の方から「100円ショップにパクられたらその商品は終わり」とアドバイスされたこともあります。
弊社は、カトラリー(アイホイスプーン)や樹脂製品(バスタ落ちーぬ)を販売していますが、100円ショップでもカトラリーや樹脂製品は多く見かけます。
弊社ならではの利点ももちろんありますが、仮に100円で同様のものを売られてしまったら大打撃です。
それを保護できるのが「産業財産権」です。
いきなり「産業財産権」と言われても、そもそもどんなものなのか、取得にいくらくらいかかるのか、など分からないことも多いですよね。
そこでオススメなのが「発明協会への相談」です。
最終的には、産業財産権の出願方法も無料で教えてもらえました。
法律事務所等にも依頼できますが、費用がかなり高額になってしまいます。
発明協会の方に相談しながら自分で出願することも検討してよいのではと思います。
発明展などの情報を得られる
繰り返しになりますが、事業を進める上で特に重要で難しいのが「集客」だと思います。
『アイホイスプーン』は、Makuake(マクアケ)に掲載していただき、テレビや雑誌などでも紹介していただいたことで、多くの方に知っていただくことができましたが、発明展等への申し込みも選択肢かと思います。
(テレビや雑誌で紹介していただけたのはラッキーすぎたので、、)
賞金がもらえたり、企業にアイデアを貸してロイヤリティーをもらえる可能性もあります。
正直なところ、私はまだ未経験なので詳しくは語れませんが、少しでも興味のある方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
③JETRO(ジェトロ)
輸出に関する相談ができる
正直、JETRO(ジェトロ)は上級者向けかと思います。
アイデアを形にして日本国内で販売している方が、次のステップアップとして検討するのよいかと思います。
JETROには「新規輸出1万者支援プログラム」というものがあります。(2024年6月現在)
その名の通り、「はじめての輸出」を応援してくれるプログラムです。
その他にも、いろいろなサポート体制があります。
私はJETROの方にご協力いただき、無料のセミナーへの参加、商談資料の作成、海外企業との商談なども経験しています。
とても無料とは思えません。
その他にも、輸出の際の関税や注意点(そもそも輸出してはいけないモノ)などの相談もできたので、個人で初めて輸出したい方にはとてもオススメの相談先です。
アイデア商品の開発をしていて「今はモノで溢れているな」と感じますが、いろいろなサービスもあるなと感じます。
積極的に活用してビジネスに活かしていきたいですね。